ブログ

2023年11月21日(火)

    • 勉強会

    家族葬とは?

    こんにちは! 一級葬祭ディレクターの林直哉です。

     

    今回はお葬式の話をさせていただきます。

     

     

    家族葬と言う言葉は標準化しました。

    宗教的には存在しない言葉です。家族葬も一般葬も同じ「葬儀」です。

     

    お葬式の参加の仕方を制限したカスタマイズですね。

     

     

    では、家族だけでする葬儀とはどんな意味を持つのでしょう。

     

    よく思われがちなのは、「家族葬でするから安くなる」です。

     

    本当にこう思われていることが多いですね。

     

    答えは正解でも間違いでもありません。

     

    家族葬でも価格の低いものもあれば、高いものもあります

     

    ポイントは、「どこに費用を使うか?」です。

     

    お葬式の参加を家族に限定して起こる規模の縮小は、

    単純に葬儀のどの部分に影響を与えるでしょうか?

    ズバリそれは「返礼品」と「料理」です。

     

    一般参列者まで考えた場合、その方々の分の「返礼品」を準備する必要があります。

    家族以外の親戚が参加する場合は、家族以外に方々の「料理」を準備する必要があります。

     

    その分を費用でみれば確かに予算が割かれています。

    しかし、それに見合う「お香典」を頂いているはずなので、

    実はここは相殺されるか、相殺以上に金銭的プラスがあります。

     

    ひとつ見落としがちなポイント。

     

     

    それは、故人様に対する「思い」の費用です。

     

     

    具体的には、

    例えば映画「おくりびと」でおなじみの

    メイクをして綺麗な状態で家族との対面を迎えようという「思い」であったり、

    故人様を綺麗な花で囲んであげようという「思い」であったり・・・。

     

     

    故人様との過ごしてきたいろいろな人生を振り返るとき、

    「最後にこれをあげたいな」

    「この歌を一緒に聴きたいな」

    こんな家族としてのごくごく自然な感情があります。

     

     

    これをしようとするときに、返礼品や料理ではない部分の「故人様とのお別れの時間・空間」の選択が様々あるのです。

    それこそ、十人十色。100家族あれば、100通りの家族葬があるのです。

     

    家族葬=安い葬儀  と安易に思われがちですが、

     

    中身は家族で決められるのですよ! ということです。

     

     

    家族が自由に決められる、家族のためのお葬式

    それが本来の「家族葬」の意味です。

     

    家族葬という言葉が生まれた時、そういうコンセプトで生み出されたものです。

     

    当然、費用の心配もあります。

    それは、費用を抑えるのも、費用をだすのも、ご家族で決めていいのですよということなのです。

     

     

    弊社では16.5万円からプランを用紙しておりますが、いろいろ選べるのです。

     

    お客様に言われたことがありますが、

    「お葬式(家族葬)に種類があるとは思わなかった」

     

    これは完全に今まで情報不足だっただけですね。

    家族葬にするか、1日葬にするか、などと言われますが

    家族葬もいろいろ選べるし、1日葬もいろいろ選べるのです。

    それすら、あまり知られていないですね。

     

     

    是非、一緒に考えさせてください。

    ベルセレモニーでは事前相談を受け付けております。

    「こんな聞いていいのかな」という些細なことでも全く問題ありませんから、是非ご来店ください(^^)

     

    少しでもお役に立てる知識の提供をお約束します!!

    ブログ一覧

    前橋エリア
    藤岡エリア