葬儀の知恵袋(コラム)

2021年5月3日(月)

    【納骨の時期】と納骨の注意点

    こんにちは

    ベルセレモニー 一級葬祭ディレクター林です。

     

     

    以前のコラム「お墓と納骨堂の種類。合葬墓(合祀墓)とは?」でお墓の種類と準備についてお話しさせていただきました。

    では葬儀が終わり、お骨はどのようなタイミングで納骨するのでしょうか。そして宗教や宗派によっても納骨時期は変わるのでしょうか。

     

    今回は、納骨の時期とその注意点についてのお話しです。

     

     

     

     

    なぜ納骨が必要?

    納骨に関しての法律がありますが、納骨までの期間が法律によって定められているわけではありません。そのためお骨を自宅内に置いたままでも違法にはなりません。

    では、納骨に関する法律や、納骨をする意味について少しお話しします。

     

     

    ・納骨方法に関して法律があります

    法律により、「墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)」お骨の埋葬に関しては細かく定義されています。

    ただし、葬儀を行い火葬場で火葬し「埋葬許可証」が手元にあれば特に心配はいりませんが、お骨はどこにでも埋めてよいわけではありません。例えば自分の土地だからといって庭に埋めると犯罪となってしまいます。

     

     

    ・宗教的な意味合いはあるの?

    例えば仏教では、納骨に関して厳密な教えがあるわけではありませんが、一部宗派では亡くなってから一週間ごとに7回の審判を受けて、最後になる49日に無事に成仏したという事で納骨を行ったとされています。その他の宗派でも同じく49日を過ぎてから納骨という考えが広がったといわれています。

     

     

    ・納骨によって心の区切りを

    ある僧侶は、「納骨によって悲しみに区切りをつけて元の生活に戻るため」とおっしゃっていました。つまり、亡くなった方の事を想い悲しむことを長期間引きずらず、前向きに新しい生活に戻りましょう!という事ですよね。

    私の個人的意見ではありますが、納骨の意味としては、こちらの考えが一番重要だと考えます。悲しみが深く、お骨を手放したくないという考えで納骨を行わない方に関しては、「できるだけ早く納骨をできるようにしましょう」と納骨を推奨する僧侶がいるくらいです。

     

     

     

    ●神道やキリスト教の納骨の時期

    神式では、五十日祭・一年祭などの霊祭に合わせて納骨を行うことが一般的とされており、
    キリスト教【カトリック・プロテスタント】では、1ヶ月目に行われる【追悼ミサ・召天記念日】に納骨される場合が多いようです。

     

    いずれも地域や神社・教会によって異なる場合が多いので今一度の確認や相談をおすすめします。

     

     

     

    ●無宗教やその他の宗教の納骨の時期

    仏教や神道、キリスト教でも明確な納骨期日というものは特にないようですが、無宗教でお葬式を行った場合はどのようになるのでしょうか?

    結論から申し上げると「納骨時期は自由です」無宗教の場合は葬儀同様に宗教的な考えを取り入れる・取り入れないも含めて自由なのです。とはいえ無宗教の方でも49日に納骨する方が多いようです。

     

     

     

    ●お墓や納骨堂の準備ができていない場合

    前述した通り、各宗教には明確な納骨日というものはありませんが、目安となる納骨のタイミングはあります。

    ただし、納骨を行いたくてもできない場合がいくつか考えられます。

     

    例えば、お墓や納骨堂を持っていない。または準備ができていないなどの場合があります。お墓を建てるにしても数か月~半年以上はかかってしまいます。

    さらに、雪国であればお墓が雪に埋もれていて納骨ができないという事もあるかもしれません。

    このような場合は、お墓や納骨堂の準備が整うまでお骨は自宅などで安置して改めて納骨するようにしましょう。

     

     

     

    ●納骨式の注意点

    納骨式とは、仏教であれば僧侶などからお墓や納骨堂の前で読経をいただき納骨を行う一連の流れです。

    宗教式で納骨する場合の多くは、49日法要を行うタイミングに合わせて納骨式を行うことが多いようです。

     

     

    ・葬儀直後は自宅へのお参りがある?

    一般的に仏教式の場合では、葬儀が終わると自宅に「後飾り祭壇」という一時的にお骨を置くことができるお骨用の祭壇を葬儀社が準備します。こちらにはお骨や位牌をはじめ、お参りができるようにろうそくや線香なども一緒に用意されます。(その他の宗教でも納骨式までお骨が安置されます。)

    この祭壇には、葬儀に参列できなかった方などがお参りに来られる場合が多々あります。もしすぐに納骨を行うと、稀に自宅祭壇を設置しないケースがあります。そのような時は、仏壇や仏具等を用意して参拝者にお参りをしていただける様な環境を準備しましょう。

    こういった葬儀後の事もベルセレモニーにご相談ください。

     

    ・埋葬許可証

    納骨を行う際に一番大事な事と言えば火葬場で発行される「埋葬許可証」です。

    公営・私営問わずにお墓や納骨堂に納骨する場合は管理者に埋葬許可証を提出しなければならないので、とても重要です。

     

    地域や火葬場により異なりますが、埋葬許可証はお骨箱の中に入れている場合や「大切な書類」という事で手渡しされる場合があります。後者の場合は、絶対になくさないようにしましょう。もし、紛失してしまった場合の再発行は、とても手間がかかります。

     

    ・納骨式の服装

    49日法要や一周忌の法要と同時に行う場合や後日に納骨を行う場合でも喪服の着用が望ましいでしょう。

    遺族や親族以外の知人でも、通夜に参列する場合と同様の服装とします。学生や子どもは制服がある場合は着用し、無い場合は明るすぎない色の服などを選び華美にならないように配慮しましょう。

     

     

    ・お礼(お布施)やその他の準備

    仏教式の場合で、49日法要と同じ日に納骨式を行う場合は、49日法要のお布施の他に納骨の読経のお礼は別の袋で用意してお渡ししましょう。

     

    納骨式の際にはお花やお線香を用意しましょう。また、お墓の場合は事前に石材店に事前に連絡しておくことを強くおすすめします。

     

     

     

    まとめ

    ・「墓地、埋葬等に関する法律」埋葬に関しては定められてはいますが、納骨を行わなければならないと法律で定められているわけではありません。

    ・各宗教・宗派では、納骨の目安はありますが、明確な期日はありません。

    ただし、「納骨によって悲しみに区切りをつけて元の生活に戻るため」に納骨は推奨されています。

    ・公営・私営を問わずお墓や納骨堂に納骨する際にはその管理者に「火葬許可証」を提出しなければなりません。

     

     

     

     

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