葬儀の知恵袋(コラム)

2020年12月30日(水)

    【遺影写真】事前準備は必要?

     

     

    こんにちは

    ベルセレモニー 一級葬祭ディレクター林です。

     

     

     

    今回の表題は「【遺影写真】事前準備は必要?」とさせていただきましたが、答えを先に申し上げますが「必要です」。

    今回は遺影写真の事前準備の必要性のほか、その準備と選び方をご案内します。

     

     

     

    ●なぜ遺影写真の事前準備は必要?

    遺影写真は葬儀で使用する故人の生前のお姿の写真ですが、その後の供養でも重要な役割を担います。

    葬儀社により異なりますが、葬儀祭壇に飾る遺影写真と自宅用の遺影写真の2種類が用意されます。自宅では、葬儀後の供養として飾り、末永く写真は残ります。

    葬儀前の時間が限られる中で慌てて選び後悔が無いようにすべきでしょう。

     

     

    ・葬儀の時に家族が慌てて探す写真

    突然訪れるお葬式。葬儀前に慌てて遺影写真を探すご遺族を葬儀社として、数多く見てきました。なかには、久しぶりに訪れた実家の為、アルバムをしまっている場所探しから始まる方もいらっしゃいました。

     

     

    ・せっかく事前に用意しておいたのですが・・。

    将来遺された方たちが遺影写真探しに困らないようにと遺影を事前に選ぶ方や、写真館で写真撮影する方がいらっしゃいます。これはとても良いことでありおすすめいたします。

    ただし家族に知らせず見つけられないまま葬儀が始まってしまう事が多々あるようです。

    事前に写真を用意した場合には、家族にも伝えるようにしましょう。

     

     

     

    ●遺影写真を選ぶポイントと注意点

    葬儀社では、ご遺族に遺影写真の原版をご用意していただき、その写真をプロに依頼し遺影写真を作成します。元となる原版写真の質が高いと、よりよい遺影写真ができあがります。

     

     

    ・表情が良い写真

    稀にご遺族より「顔のシワを消してほしい」「顔をふっくらさせてほしい」といった変更を依頼される事がありますが、修正後に「本人と違う」という事も多々起こってしまうため、ほとんどの葬儀社は断っているのが実情です。

    ご本人らしい良い表情の写真の原版写真を選ぶことが何より大切ですね。

     

     

    ・ピントとお顔の大きさ

    用意する写真は、ピントが合っていて、お顔が大きく写っている写真が理想です。

    遺影写真を作成するにあたってはお預かりした写真を大きく拡大することが必要です。

    ピントが合っていない写真では、合わないピントが強調されてしまいボケた写真になってしまいます。その上原版の写真のお顔が小さい場合は拡大率がより大きくなるため更にボケた仕上がりとなってしまいます。

    一枚のスナップ写真に最大でも3人くらいで写っている写真が理想です。

    集合写真などお顔が小さく写っている場合はおすすめできません。

     

     

    ・デジタルの写真も使用可能です

    デジタルカメラの写真はもちろん、近年はスマホで気軽に写真が撮れる時代になっており、データとして渡すことで使用が可能です。ただし、お顔が小さい画像は拡大するとブロックノイズが強調されてモザイクがかかったようになってしまうことが多く、見た目にはきれいでも使用できない場合がほとんどでしょう。

     

     

    ・絹目の写真は避けましょう

    写真の面質には光沢や艶消し、絹目があります。遺影写真を作成する際は、原版写真を一度スキャンしてデジタルにしてから加工や修正を行いますが、絹目の写真はスキャンする際に劣化してしまうことがあります。

    近年の技術で改善される場合もありますが、できるだけ絹目以外の写真を選びましょう。

     

     

    プリンター印刷の原版写真はおすすめしません。

    近年は家庭にあるプリンターで気軽に写真を印刷することが可能になりましたが、家庭用のプリンターの多くはインクジェットプリンターです。写真をデジタル化した場合に粒子が見えてしまい使用できない事もあります。データが見つけられる場合はデータで渡すと安心です。

     

     

    ・遺影写真は修整が可能です

    「このお父さんの写真とてもいい表情をしているけど、ランニングシャツを着ているからダメかな?」という場合でも背景を消したり服を着せ替えたりすることが可能です。とにかく表情が豊かな写真を選ぶ事が優先です。不明な点は葬儀担当者に確認してみましょう。

     

     

    ・帽子をかぶった写真は避けましょう

    帽子がとても好きな方だったし似合うから。と帽子をかぶった写真を遺影写真に選ぶ方もいらっしゃいますが、できれば避けた方が良いでしょう。

    遺族も含めて葬儀に参列される方は、正装される方もおり、遺影写真が帽子をかぶっているのは会葬者や宗教家に対して失礼との考えがあります。同様の考えを持つ寺院もありますので注意が必要です。

     

     

     

    ●若い時の写真を使ってもいいの?

    現在の写真または、少し前の元気だったお姿がおすすめではあります。例えば90歳で亡くなり写真が結婚式の写真のように故人とあまりにも年齢がかけ離れていてイメージが湧かないようであれば使わない方が良いです。

     

     

     

    ●元気なうちに写真を撮りましょう

    すでに気にいった写真があれば問題ありませんが、入院中や亡くなってしまう前の写真は元気だったころの写真には及びません。

    体の具合が悪かったり入院したりした際に改めて写真を撮りにくいと思いますので、お元気なうちに写真を撮る事をおすすめします。 

     

     

     

    ●葬儀の際に写真が全くない場合

    写真が嫌いで撮影していないこともあるかもしれません。その場合の写真の探し方です。

     

    ・免許証などの証明写真

    写真自体は小さく顔だけ写っていることが多いのですが、ピントがしっかりあっていることが多く使用できます。遺影写真は胸あたりまでお体が必要ですが、着せ替えなどの加工をすることで問題はありません。

     

     

    ・知人・友人に聞いてみましょう

    旅行などにも一緒に行く仲の良かった友人がいれば写真を撮っている可能性がとても高いです。そのような方がいる場合は連絡を取ってみることをおすすめします。

     

     

     

    まとめ

    ・遺影写真の元となる原版写真は葬儀の準備の中では早々に決めなくてはならない事の一つです。残された方が困らないように事前に葬儀用に用意しておくことをおすすめします。また、用意した場合は家族にしっかりと伝えましょう。

     

    ・遺影写真用の写真を選ぶポイントは、お顔ができる限り大きく写っていてピントが合っている写真を選ぶことです。

     

    ・どうしても元になる写真がない場合は、免許証などの証明書を使用できることがあります。

     

     

     

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